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耳が聞こえにくくてお困りではありませんか?
一般的に「耳が遠い」「聞こえにくい状態」を「難聴」といいます。ただ、その種類も症状もさまざまです。難聴は少しずつ進んでいくので、気がついたときは症状が相当進んでしまっているケースが多いといえます。しかも難聴はご本人だけの問題ではありません。意思の疎通がうまくいかない、テレビの大音量が気になるなど、ご家族や周りの方にとっても悩みの種なのではないでしょうか?
こちらのページでは、メガネ販売から視力回復、補聴器のご案内までお手伝いする福岡県大野城市の「めがね物語」が聴力レベルの簡単なチェックとともに、補聴器についてくわしくご説明します。
自分の聴力を知ろう
聴力レベルを簡単にチェックしてみましょう。ご家族や周りの方と相談してみてください。また、こちらはあくまで目安になります。気になることがありましたら、まずは専門医にご相談ください。
レベル01
会話の途中で、相手の話がよく聞こえずに聞き返してしまうことがある
小声やささやき声が聞き取りにくい
答えがどちらも「いいえ」の場合は、ほとんど聴力は正常です。補聴器は不要です。
ひとつでも「はい」がある場合は、レベル02へお進みください。
レベル02
テレビやラジオの音量が大きいことを家族に指摘される
自分の後ろで会話していることに気づいていないことを指摘された
会話が聞き取れず、あいまいな相槌(あいづち)を打つことが増えてきた
すべて「いいえ」の場合は、軽度の難聴かもしれません。聞き返しが多く、聞き違えによる支障がある場合は、補聴器の使用も視野に入れてみてください。
ひとつでも「はい」がある場合は、レベル03へお進みください。
レベル03
会話中でも相手の声がよく聞き取れないことがある
銀行や病院などで名前を呼ばれても気づかないことがある
大きい声や耳元で話してもらわないと聞き取れない
すべて「いいえ」の場合は、中等度の難聴かもしれません。コミュニケーションがうまくいかず、ストレスをためてしまう前に、補聴器の使用を始めてみてはいかがでしょうか?
ひとつでも「はい」がある場合はレベル04へお進みください。
レベル04
大きな声で正面から話しかけられても聞こえないときがある
目の前の電話の呼び出し音やインターホンの音が聞こえないときがある
すべて「いいえ」の場合は、高度の難聴が疑われます。大きな声は聞こえますが、日常生活での聞き取りが困難になり、周囲の人とのコミュニケーションがうまくいかなくなります。補聴器の使用をおすすめします。
ひとつでも「はい」がある場合は、重度の難聴です。耳元で、大声で話しても理解できないことがありますので、早急に補聴器の使用を始めましょう。
補聴器のメリット・デメリット
● 1対1の会話がしやすくなります
● 静かな場所で相手の口元が見える場合は、会話に支障がなくなります
● アフターフォローは充実していますが、聞こえ具合が変化した場合は何度も調整を行う必要があります
● 音がひずんだり、割れたりすることがあります
● 音質があまりよくないことがあります
補聴器を装着する方のご家族の方へ
補聴器を使いこなすには、ご本人の努力も必要ですが、ご家族など周りの方の協力が不可欠です。勇気づけたり励ましたりしてコミュニケーションをしっかり取ることで、不自由な暮らしと決別しましょう。
補聴器を装着することに関してメリットがあるのは、ご本人だけではありません。周りの方も、何度も言葉をくり返さなくて済みますし、大きな声を出す必要なくなります。もっと楽しく、もっと快適に生活するためにも補聴器をきちんと使いこなしましょう。
下記では、補聴器の方への気配りと話し方のコツもご紹介します。
会話をするときは | 話し方は |
---|---|
● できるだけ近づいて、顔を見ながら話しましょう |
● ゆっくり、はっきり話しましょう |
デジタル補聴器の値段は、5万円程度から40万円を超えるものまでさまざまです。基本的に高額になるに従って、付加される機能が増えます。一般的には10~15万円くらいのものが一番販売しております。
補聴器を装着するにあたって気になるのが雑音です。人の声を拾い、拡声するということは、聞こえる音そのものを増幅するということでもあり、そのため雑音も大きくなります。値段の高い補聴器は、雑音を抑えつつ言葉を聞き取りやすくする機能に優れています。また音割れやハウリングを抑えるなど細かい調整も可能です。